●「英検2級合格!のために家庭でできること」(3)
多読訓練のための英検リスニングCDの活用方法
小5になって、高学年としてクラブ活動や委員会活動で張り切るイチゴちゃん。
理論的に考えたり、あれこれ工夫しながら難題にも立派に対処している姿を見るにつけ、私が親として、ゴチャゴチャと口出しできる時期が、着実に終わりかけていることを実感しています。家庭の英語環境に関しても含めて。
さて、2年ちょっと前に、Reading JETのグレード1からをスタートした多読も、3月末で、晴れてグレード4までの合計96話を読み終えることができました。
「次は何を基本にしようかなぁ?」と思っている間に、4月は終わってしまいました。いつもながら、のんびりしている私ですが、1カ月かけて、次の目標を決めました。それは・・。
5月から、児童英語研究所から出ている、多読教材の王道 [U.R.L] の
"The Book of Books" を最初の「BOOK 01」から順番に12冊目まで、1カ月に1冊ずつ1年間かけて、のんびりと読んでいくということです。
と、やっと目標が決まったところで、教材の「使い方ガイド (guidebook.pdf)」を見ると、「このルールに従い、1週間に1冊ずつ読みましょう。」と書いてありました。
「う、う。1週間に1冊でしたか、1カ月に1冊ではなく・・」と思いましたが、1カ月のうちの残りの3週間は、他の英文の多読をすることにして、U.R.L.は、この「のろのろペース」で許してもらうことにしたいと思います。
で、「使い方ガイド (guidebook.pdf)」に書かれていた「多読のための5つのルール」は、次の通りだそうです。
@日本語に訳さない
A知らない単語は読み飛ばす
B速いスピードで読む
C声に出して読む
D区切りがわからない所は繰り返し読む
わかりました、わかりました。イチゴちゃん流の英文の読み方に、小学生の国語の音読を組み合わせればよいわけですね。了解です。
(1)のU.R.LのBook 以外の、残りの3週間分の多読教材としては、(2)英文雑誌、(3)少女向けの英語本、(4)音源のある英文、ということにしたいと思います。
(2)の英文雑誌については、すでに数か月前から、我が家では、英語の月刊誌として "National Geographic Kids" を購読しているのです。
その前までは、英語の雑誌として、"TIME FOR KIDS" という、Time誌の小学生版を購読していました。こちらは週刊誌で、週たった8ページの薄いニュース雑誌で、イチゴちゃんも私も読んでいたのですが、これは「アメリカの小学生向けのニュース記事やクイズ」だったのですね。
いわゆる「社会」がテーマになると、日本人の私には、興味のないニュースもあるし、クイズにしてもかなり不利なんですよね。そんなことを考えながらも、1年間は購読しました。
でもその1年間の間に、ふと「自然科学ネタだったら、アメリカの小学生向けでも、日本の小学生にも、私にも楽しいかも?」と思いついんたですよ。そこで、次なる購読雑誌を、"National Geographic Kids" に変更してみたところ、大正解。
社会に比べれば、理科の方がはるかに好きなイチゴちゃんにも、アメリカの社会ネタだとイマイチ興味が持てなかった私にも、動物や自然現象のカラー写真がふんだんに取り込まれた 月刊 "National Geographic Kids" は、お気に入りになりました。
(3)と(4)に関しては、最近、日本語でもイチゴちゃんがはまっている作家は、"Meg Cabot" です。 "The Princess Diaries" か "Allie Finkle's Rules for Girls"のシリーズのうちの英語の1冊を、amazon.com の Kindle経由で、多読する予定です。
●「英検2級合格!のために家庭でできること」(3)
多読訓練のための英検リスニングCDの活用方法
さて。連載「英検2級合格!のために家庭でできること」の3回目は、『多読訓練のための英検リスニングCDの活用方法』です。
前回の『英検合格には日本語を訳す力はいらない』にも、しつこいほど書きましたし、児童英語研究所の教材を利用されている方々なら、既にご存知のように、スィッチポンで数年間、英語を聞いて英語回路を身につけた後、英語力を伸ばすのは「多読」です。
さらに、別にスイッチポンを経験していない、普通の日本の中高生や大人が、英語力を伸ばすのも、やっぱり「多読」は大切だと思うんです。
その多読のための素敵な教材には、前述のURLシリーズを筆頭として、いろいろなものがあるわけですが、
「英検の受験を意識した人が、英検教材として購入した書籍を利用して、
多読の訓練をするなら・・」
という条件で考えた場合、次のCDは、とてもよい多読の教材になると思うのです。
「英検の一次のリスニングCDとそのスクリプト」や
「英検の二次試験のための英文テキストCD」
ただし、ここで注意しないといけないのは、たとえば「英検4級を受けよう!(子どもに受けさせよう!)」と思って、過去問題集とそれに対応したCDを買った場合、その4級のリスニング用CDは、これから4級を受ける子の多読訓練のためには、適切なレベルではありません。簡単すぎるのです。そのため、
5級、4級合格を目指しているのなら、3級の過去問題のCDで多読訓練、
3級を目指しているのなら、準2級の過去問題のCDで多読訓練、
:
2級を目指しているのなら、準1級の過去問題のCDで多読訓練
をするのがよいと思います。一つ上のレベルのCDを買って、リスニング問題の英文も、二次面接用の英文も、CDを流しながら、文章を目で追い、そのスピードで内容を理解していく多読訓練用に使うと、ちょうどよいでしょう。
というのは、英検はもともと、日本の伝統的な英語教育を受けてきた中学生、高校生、大人を対象に考えられた試験問題なので、「文字を見る方が理解しやすく、音で聴く方が難しいものだ」という大前提のもと、試験問題が作られているのです。そのため、リスニング問題の英文は、読解問題の英文に比べて、かなり簡単なのです。
特に、誰にとって超簡単かというと、「1日90分のスイッチポンで英語回路を身につけた日本の子ども」にとってです。
これはすべての級に言えることで、「英検3級」を受ける子にとっても、3級の一次のリスニングの英文と二次面接の英文は、同じ級の一次の長文読解の英語レベルと比較するとかなり簡単です。「英検準2級」も「英検2級」も同様なのです。
だから、2級の読解問題に出てくる程度のレベルの英文の多読訓練をしたいのなら、準1級のリスニング問題のCDを利用すべきです。
私は、今でこそ偉そうに、こんなことを書いていますが、我が子が5級を受ける時も、4級の時も、3級の時も、準2級の時も、過去問題集といっしょに、CDも買ってしまいました。
で、リスニング問題をひとつだけやらせてみて、毎回、気づくのです。
「あぁ、CDは買う必要はなかった・・。」
と。なぜなら、スイッチポン育ちにとっては、CDから流れる音を聞いて理解する方が、それと同じ英文を読んで理解するより、楽なのです。だから、わざわざCDを買ってきて、訓練する必要はなかったのです。英検のホームページで公開されている1回分をやれば、それで充分です。
日本の児童書に、「読んであげるなら5才から、自分で読むなら小学低学年から」と書かれている本がありますよね。スイッチポン育ちは、これと同じで、自分読む本の方が簡単な文章でなければいけなくて、読んでもらうのであれば(耳からなら)、難しい話でも理解できるのです。
ということで、「英検CDは、実際に受けるより、1つか2つ上の級のものを先に買って、スクリプトに合わせて文字も目で追って、速読訓練に役立てましょう!」というのが、今回の話です。
英検の過去問題問題のCDには、冊子も付いています。この冊子には、リスニングや面接の問題に加えて、リスニングの読み上げ文の全スクリプトがで書かれていますので、CDだけ買えば、速読訓練に使えます。
値段的にも、たとえば、準2級の過去6回分(CD3枚+冊子)が950円なので、4級や3級を受ける時の速読訓練用になら、かなり安くて、よい速読訓練教材になると思いますよ。是非、試していただければと思います。
では、また。
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